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泡瀬 埋め立て事業について

   ↑  2010/11/23 (火)  カテゴリー: 夕日 写真
沖縄本島の中部、中城湾港のなかに位置する泡瀬の海。
現存する干潟や藻場などの浅海域の広がりとしては南西諸島でも最大級の規模を誇る。

また、渡り鳥(136種)が多く確認されており、北はシベリア南はオーストラリアに至る、東アジア・オセアニア地域の渡り鳥の中継地や越冬地(フライウェイ)となっていることでも知られている。

渡り鳥の渡来数は、同じ沖縄本島に位置するラムサール条約登録湿地である漫湖よりも多い。

1987年にこの泡瀬の海を陸続きで219haから340haの海域を埋め立て人口島を造り、一大リゾート地を造る計画が実施された。

計画では、ほとんど国がその費用を負担するかたちで埋立地が作られ「マリンシティー泡瀬」として開発、2170億円を投じて実施された。

しかし、出島方式では砂州はそのものは残されるものの、海草などの生育地ともなっている周辺の浅海域が大きく消滅することや、渡り鳥への影響も大きいと考えられることなどから環境への影響が甚大であるとして埋立に慎重な意見が出されたり、反対運動がされるようになった。

また、1990年代後半からは、平成不況や自治体の財政悪化の流れから、総事業費の負担も問題視されるようになり、事業の見直しを検討。

反対派住民らが事業への公費支出差し止めを求めた訴訟では、支出差し止めが命じられ判決が確定した。

その後、昨年11月から事業を中断していたが、前原誠司沖縄担当相は東京都内で沖縄県沖縄市の東門美津子市長と会談。沖縄市がまとめた埋め立て計画の見直し案について、経済的合理性があると判断。

来年度にも埋め立てが再開される見通しだ。

撮影地 沖縄本島 中城湾港 泡瀬



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